暑いですが 爽やかな日々が続いてますね
今日は暑さに滅法強いイワサキがブログします 今回はちょっと私どもの「飲み屋」について・・
最近の飲食店の数は、90年代始めの約85万店をピークに、2010年は約70万店まで減少しています。
でも、上位100社の大手チェーン売上は、1992年の3兆6,000億円から、2010年は5兆3,000億円と増加しています。
つまり、全体の減少数に大手が増加した分を足した分だけ、中小個人の飲食店は減少しているということです。
これは、すさまじい数の減少です。これが時流です。
ここ高知でも中心街含め たくさんの飲食店が閉店しております
ただその半面 その分家賃が安くなった
そして 今問題になっている創業時助成金のこともあり 新しく開業する店も少なくありません
「ぎんなんはなれ」(前身の「ブロッコリー」時代を含め)17年前開業 35坪 約100名収容
「ぎんなん本店」 14年前開業 30坪 約70名収容
「辿る」 8年前開業 30坪 約60名収容
「堀川」 5年前開業 40坪 約80名収容
「風待食堂」 3年前開業 20坪 約40名収容
これらの店舗が一度も撤退することなく 続けてこれたのは何故だろう?
最近ミーティングでスタッフによく言う言葉
「うちの店に来たら、まずは絶対にこれを食べてください」という主力商品を作ろう
(これがまだまだ出来ていないのですが)
「大手に出来ないことをやろう」
例えば
①旬の食材を取り入れる
②おすすめメニューは毎日変更
③素材にこだわる(なるだけ地産地消)
④料理の味、量をお客様の好みに合わせる(週末など無理な時はありますが)
などです
料理(商品)に関してはこれらに力を入れています
ただし これは個店(一人もしくは夫婦二人か3人くらいでやっているお店)
では当たり前のようにやっていて 同じ土俵ではかないません
(因みに私は個人的にはこの個店が大好きです 左 くもん屋 かもん亭 関羽 月
ぼんくら パンダ屋 にこみちゃん 筒 etc・・)
ただ 私がこれも創業時から言っていることですが
店の正義とは繁盛すること
これは、商売というのは、「美味しいから売れる」、「まずいから売れない」
という単純なものじゃないということです。
美味しいけど売れてないお店や商品はたくさんあるし、
売れてないお店や商品がまずいとは限りませんから。
そんな単純だったら、ある程度修行した職人が作るお店は、必ず売れているはずです。
1番危ないのは、職人一筋の人の、
「良いものを出していれば、あとからお客さんはついてくる」
という考え方です。
そもそも今は、まずいお店を探す方が難しい時代です。
イオン高知何食べてもおいしいですよ
美味しくて当たり前であり、そこから先の競争なんです。
ですから私どもは例え料理人募集で入社してきたスタッフも 板前さん コックさん という呼び方
はしません あくまで 飲食のプロという考え方をしてもらいます
このご時世 わざわざ 外食してお金を頂いてるお客様
ただ「おいしかった」で終わらせず
「楽しかった」「また来てみたい」と思っていただきたいのです
おいしいは手段の一つ 接客 店の空気感 価格 全てが揃ってこそ
これからの飲食店だと考えます
お客様が喜んでくれることを喜びと出来る強い気持ちを大切にしている質の高い人の飲食のプロ集団でありたいと考えています(当社経営理念より)
では今回はこのへんで ごきげんよう
皆さま 良い3連休を
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